LD小林の映画とアニメ《ほぼ偏見》

映画とアニメについて偏見込みの私情で話します

アニメ第2回 メガトン級ムサシ 果たして本当にメガトン級バクシなのか

評価

 

脚本 16/20

 

演出 14/20 

 

音楽 17/20

 

キャスト 16/20

 

設定 15/20

 

合計 78ポイント

評価ポイント詳細

脚本 各キャラクターの個別ストーリーを入れながら少しずつ本編が進むスタイル。その為前半はやや盛り上がりに欠ける部分もありますが、細かな伏線の展開と回収が見物で飽きが来ませんでした。ロボットアニメのお約束的な展開も一通りあります。各話にそれぞれバトルシーンがあるのも高評価。

演出 作画は若干不安になる部分もありましたが、そこまで気になリませんでした。CGも重量感があり、ロボットの鉄感が伝わってきました。

所々チープに感じるエフェクトや演出があった為減点しています。

音楽 op,主題歌、挿入歌が素晴らしかったです。作品のイメージにマッチしており、曲単体で見ても良い曲ばかりでした。

効果音も絶妙でロボットの重厚感がより伝わって来ました。

キャスト 概ね良かったと思います。実力者揃いの硬いメンツだと感じました。

設定 ロボオタとしては好きな設定も多かったです。しかし、流石に無理があるのでは?と思ってしまう設定もチラホラ。まだ謎も多いため、2期に期待。

 

総評

引っかかる部分も多少はありますが、全体的にうまくまとまっていて素晴らしい作品に仕上がっていると感じました。これぞロボットアニメ!という展開、熱量がたまらない作品でした。

 

 

 

アニメ第1回 逆転世界ノ電池少女 まさか(まさかの)動力源

評価

脚本 14/20

演出 16/20 

音楽  14/20

キャスト 17/20

設定  18/20

合計 79ポイント

アニメ第1回は秋アニメで1番好きだった電池少女です自分のストライクゾーンド真ん中の俺得作品でした。

 

評価ポイント詳細

脚本 序盤は電池少女登場→説得→バトル(ここまでで2話)という流れが3回あります。1クールの作品なので結構な話数を消費してしまっていますが、その分キャラが立っていて後半のストーリーでのキャクターの言動に説得力が生まれています。

後半は急ぎ足ですが、この作品本来の「ノリ」にあってるような気がしました。素体での戦闘や3体合体等、ベタながら熱い展開もグッドでした。

しかし、敵キャラクターに関しては魅力が伝わりきらなかった印象なので、減点しています。

演出 概ね良かったです。特にシャークワンの必殺技やラストバトルの総力戦はCGのクオリティも高く、迫力がありました。シャークワンTheBurn華乱の名前のカットインからの必殺という展開はありがちではありますが、個人的に大好きな演出です。

作画もTVアニメとしては安定していて良かったです。ロボのCGもよく動いていました。

音楽 ザバーンランブルがとにかく熱いです。序盤から終盤まで物語のキーになっているのが面白いと思いました。しかし、夕紀のアイドル設定とは相性が悪いと思いました。夕紀の歌の印象がザバーンランブルに持って行かれて薄くなった気がします。

キャスト 文句の付け所はとくに感じなかったです。それぞれキャラクターに合わせてしっかりと選んでいる印象でした。

設定 オタクが自分達の趣味の為に戦うっていうのが良かったです。自分のためだからこそ全力が出せるっていうのが、人間らしかったです。

ガランドールの少女をバッテリー化するっていうのがとても面白いと思いました。ロボットアニメの悩ましい設定の1つが動力源だと思うのですが、ヒロインを動力源にするというアイデアがロボオタク達の予想の斜め上を行っていると思います。

キャラクター設定で良かったと思うのが細道の設定で、何にでもなれる人間から自分に変化していくのが良かったです。ホストという職業も細道の設定にマッチしていたと思います。

総評

癖の強い作品ですが、ハマる人にはハマる作品だと思いました。序盤はややスローテンポながら、赤いザバーンやザバーンランブル等伏線が散りばめられており、全体をトータルでみると勢いを感じる作品に仕上がっていました。

所々にオタクあるあるが入っているのも良かったです。とくにLDのくだりは大好きです。

終わり方的に2期も作れると思うので、2期もあれば嬉しいです。

近年、オリジナルアニメやロボットアニメが厳しい中、この様な素晴らしいオリジナルロボットアニメに出会えた事に感謝です。

 

次回も多分アニメです。レベルファイブのあの新作について書こうとおもってます。

苦情や意見はコメントランかTwitter(@yp_gekirin)まで

 

番外編 評価の見方

このブログでは、5つの評価点で作品にポイントをつけるスタイルを採用しています。

脚本 ストーリーと脚本、構成について評価します。

演出  演出と映像、アニメなら作画について言及します。小道具やセットについてもここ。

音楽 音楽、音響、SE等音に関わるものは全てここで評価します。

キャスト  キャスト、声優の演技やキャスティングについて

設定 キャクターや設定について

ノンフィクションやドキュメンタリーは切り抜いた部分や現実との整合性

各項目20点満点の合計100点で評価します。

 

0~20点 見て後悔するレベルの作品

21~40 ハズレ作品

41~60 光るモノがある、惜しい作品

61~75 良作。好みに合うならオススメ出来る作品。

76~85 名作。リピートしたくなる作品。人に積極的にオススメしたい作品。

86~95  その映画との出合いに感謝するレベルの作品。

95~100 人生

を変えるレベルの作品。

第1回 呪術廻戦0 王道っちゃ王道

評価

脚本18/20 
演出 14/20
音楽 10/20
キャスト 7/20
設定 15/20

合計 64ポイント

第1回は今話題の呪術廻戦0です。原作は途中から読んでます。

評価ポイント詳細
脚本 概ね良かった。後半で見せ場を作るためにツギハギしたのは個人的に嫌いなので−2点。

演出 派手なアクションが多く、スクリーン映えする良い演出だと思いました。作画も安定しており、とても見やかったです。しかし、後半の戦闘中のエフェクトがなんか安っぽいんですよね‥ これは好みの問題かもしれませんが、このブログは基本的に偏見なので減点しました。

音楽 なんかパッとしない印象でした。良くも悪くもない感じ。つまり普通です。アニメの方の主題歌の方が呪術廻戦っぽいと感じました。

キャスト なんというか‥正直微妙でした。主人公の乙骨が本当に合わない。緒方さんは実力者ですし、演技はうまいのですが、エヴァの呪縛に囚われてる気がしました、、 そもそも個人的には緒方さんって中性的な女性がハマり役だと思っています。(例:セーラームーンのウラヌス)原作者の指名らしいので仕方がないですが、この映画最大の残念ポイントだと感じてしまいました。他のキャストは概ね良かったと思いました。
設定 キャラクター、世界観共によくまとまっていて良かったです。夏油が元高専生という設定もベタですが、強さの裏付けとしても、物語を盛り上げる要素としても機能していてとても良かったと思います。

総評
全体的にまとまっており、素晴らしい映画だと思いました。ジャンプ特有のアニオリバトルでは無く、前日譚を映画にする選択が良かったと思います。呪術廻戦自体が万人受けする様な作風では無いと思うのですが、良さはそのままに誰が見ても楽しめる作品に仕上げた監督、脚本の力量には脱帽です。