アニメ第1回 逆転世界ノ電池少女 まさか(まさかの)動力源
評価
脚本 14/20
演出 16/20
音楽 14/20
キャスト 17/20
設定 18/20
合計 79ポイント
アニメ第1回は秋アニメで1番好きだった電池少女です自分のストライクゾーンド真ん中の俺得作品でした。
評価ポイント詳細
脚本 序盤は電池少女登場→説得→バトル(ここまでで2話)という流れが3回あります。1クールの作品なので結構な話数を消費してしまっていますが、その分キャラが立っていて後半のストーリーでのキャクターの言動に説得力が生まれています。
後半は急ぎ足ですが、この作品本来の「ノリ」にあってるような気がしました。素体での戦闘や3体合体等、ベタながら熱い展開もグッドでした。
しかし、敵キャラクターに関しては魅力が伝わりきらなかった印象なので、減点しています。
演出 概ね良かったです。特にシャークワンの必殺技やラストバトルの総力戦はCGのクオリティも高く、迫力がありました。シャークワンTheBurn華乱の名前のカットインからの必殺という展開はありがちではありますが、個人的に大好きな演出です。
作画もTVアニメとしては安定していて良かったです。ロボのCGもよく動いていました。
音楽 ザバーンランブルがとにかく熱いです。序盤から終盤まで物語のキーになっているのが面白いと思いました。しかし、夕紀のアイドル設定とは相性が悪いと思いました。夕紀の歌の印象がザバーンランブルに持って行かれて薄くなった気がします。
キャスト 文句の付け所はとくに感じなかったです。それぞれキャラクターに合わせてしっかりと選んでいる印象でした。
設定 オタクが自分達の趣味の為に戦うっていうのが良かったです。自分のためだからこそ全力が出せるっていうのが、人間らしかったです。
ガランドールの少女をバッテリー化するっていうのがとても面白いと思いました。ロボットアニメの悩ましい設定の1つが動力源だと思うのですが、ヒロインを動力源にするというアイデアがロボオタク達の予想の斜め上を行っていると思います。
キャラクター設定で良かったと思うのが細道の設定で、何にでもなれる人間から自分に変化していくのが良かったです。ホストという職業も細道の設定にマッチしていたと思います。
総評
癖の強い作品ですが、ハマる人にはハマる作品だと思いました。序盤はややスローテンポながら、赤いザバーンやザバーンランブル等伏線が散りばめられており、全体をトータルでみると勢いを感じる作品に仕上がっていました。
所々にオタクあるあるが入っているのも良かったです。とくにLDのくだりは大好きです。
終わり方的に2期も作れると思うので、2期もあれば嬉しいです。
近年、オリジナルアニメやロボットアニメが厳しい中、この様な素晴らしいオリジナルロボットアニメに出会えた事に感謝です。
次回も多分アニメです。レベルファイブのあの新作について書こうとおもってます。
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